現場では解体工事が終了し、大工工事が始まりました。
リノベーション、特に古い家の場合は、解体後に現場に行き図面との整合性を確認します。
遺すもの、活かすものを一つづつ確認して、もう一歩上のレベルのリノベーションができないかをいつも考えています。

この現場でも解体後、少し微調整をしました。
ここから大工工事が本格的に進んでいきます。

現場では基礎の配筋検査をおこないました。
コンクリートが打設されると見えなくなる工程は、検査がとても大切です。
鉄筋の太さ、フックの長さ、定着長さ、あき寸法など、細かく検査をおこない、その後コンクリートの打設を行います。

打設が完了したら基礎の完成です。

現場では壁紙工事がおこなわれています。
壁紙の下地のテープ貼やパテ処理は仕上げを左右する大切な工程。
暑い中、職人さんも真剣に頑張って工事してくれていました。

外部の工事も終盤で塗装工事が完成間近。
来月にはついに足場の解体となります。

現場では足場の撤去がおこなわれ、外観がお見えしました。
月が見える大きな窓ガラスが印象的な片流れの家は、住宅街の中で一際目立つ存在です。

内部も大工工事が終盤で、以前の家にあった部材を上手に使いながら、愛着のある家の完成に近づいていきます。