リノベーションの解体が終わり、現場へ。

一部解体された現場は新築された時の歴史を感じることができます。

それは建築を携わるものからすると、

とても勉強になる要素を見つけることができます。

解体された現場を見ながら、図面通りに進めれるかどうかの確認をし、既存の残る部分は丁寧に養生もおこないます。

解体後の検討をしっかりおこない、これから大工工事に進んでいきます。

現場では現在大工さんが丁寧かつ急ピッチで工事を進めてくれています。

1箇所柱の足元に施主さんが掘った木の彫刻を埋め込んでいます。

今回は構造に強いSE工法を採用しています。

柱や梁の断面欠損が少なく、

構造強度を気にされる方からはとても人気のある工法です。

サッシも設置されて、窓から景色が切り取られるようになりました。

ここから断熱工事や間仕切り工事に進んでいく予定です。

大工工事も終盤になり、内装の輪郭がなんとなく見えてきました。

古民家のリノベーションは残すところと新しくするところのバランスが難しくいつも悩みますが、

古い建物の物語を少しでも感じれるような空間に仕上がることを意識して作っていきます。

オープンは来年2月。もうすぐです。