nestleな暮らし
ご実家の隣が空き家になりご購入された、築18年の2階建てのお住まい。お隣に住むご両親とゆっくりと会話をする時間や、おひとりで心穏やかに過ごす時間。忙しなく過ぎていく日々の中、自分を整えるための穏やかなひと時を持てるようにと、リノベーションの計画を進めていきました。
間取りは大きく変更せず、サッシなども既存のまま利用しながら、開放的で上質な空間づくりを目指しました。元々吹き抜けのあったリビングは、2階の手すりをガラスに変更することで、2階の窓からの光が差し込む、より明るく広がりのある空間に生まれ変わりました。窓側には机を取り付け、小上がりのワークスペースも設置。ちょっと腰をかけて外の景色を眺めながら、読書を楽しめる空間にしました。また、リビング扉には大きなガラスを採用して、廊下まで暖かい光が行き届きます。玄関ホールは、広がりを持たせるために、階段の壁をなくしてオープンにすることで、一体的なエントランス空間に仕上げました。
また、住宅設備はあまり飾り立てず上質なものをと、キッチンやカップボードはクッチーナでオーダーし、リビングから見ても家具のように美しくまとまりのある仕上がりに。テレビボードの壁はアイカのモルタルアートを施工し、間接照明も設けて印象的に仕上げました。ところどころに散りばめられた、自分に寄り添う細やかな工夫。忙しない毎日を過ごす中でゆとりあるひと時を過ごせる、シンプルモダンな住まいに生まれ変わりました。
━━好きな色・国・映画・物・コトなど、ありますか?
「余白の美」「間(ま)」という考え方が好きです。
なかなか実践は難しいのですが。
━━北条工務店を知ったキッカケは?
親からの紹介です。
━━はじめて北条工務店に会ったときの感想を教えてください。
店内がおしゃれで、こんなおしゃれな空間を自宅でも再現できたら嬉しいなと感じました。
━━北条工務店に決めた理由は?決め手は?
他のHMでは聞けなかったようなユニークな提案をいただけたことと、細かいこだわりにも対応いただけそうと感じたからです。
━━打合せの進め方はどうでしたか?
面白い素材を次々に実物も見ながら紹介いただけて、楽しかったです。ただ、それを家に当てはめるとどうなるのか想像がなかなかできなったのでむずかしかったです。(壁紙のサンプルで見ると素敵な柄だが、それを部屋に貼ったらどうなるのか?うるさくならないか?など)
━━この家をリノベーションするのに「どうしてもしたかったこと」はなんですか?
欧米の映画にでてくるようなウォークインクローゼットを作りたかったのと、ホテルライクな、どちらかというと生活感のない居住空間を作りたかったです。
━━一番難しかった事、悩んだ事・こだわったことはなんですか?
広さを感じられる空間を作る事。中古物件のリノベーションという性質上、家としての耐力と希望の空間デザインの擦り合わせが難しかったです。
━━家をリノベーションするまでの思い出深いエピソードを1つ教えてください。
こだわりややりたい事を詰め込んだ結果、少々予算が上がってしまったことです(笑)でも、結局やりたいことすべて詰め込めたので後悔は全くないです。
━━この家で気に入っている場所、つい自慢したくなる場所はどこですか?
吹き抜け。このすぐ下にソファを置いています。吹き抜けの壁につながるように大きなガラス扉を付けて頂いたこともあり、ソファに寝転ぶと開放感を感じられてお気に入りです。
━━この家に引越をして「したいこと・やってみたいこと」はどんなことでしたか?
今まで、あまり家に人を呼ぶということはしなかったのですが、ホームパーティとかしてみたいです。
━━計画中に参考にしたものがあれば教えてください。
Pinterestで素敵と思った画像を保存しまくって、イメージを固めていました。
━━今、家をリノベーションしてみて思うことはなんですか?家が完成した感想をお願いします。
「自分の好きを詰め込んだ自分の城」を作ってしまったなぁ、と。一生大事に使っていきたいです。
━━これから家をリノベーションされる方々にアドバイスをお願いします。
最初は「ホテルライクな家にしたい」というふんわりとしたイメージしかなかったのですが、色んな画像をみて徐々にイメージがついて、作りたい方向が決まっていきました。今はネットで沢山画像がみられるので、利用しないてはないと思います。
あとは、ある程度予算に関してはふっきった後の方が、さらに家づくりが楽しかったです。