あたたかな時間のある暮らし
玄関を入ると、ふわっと広がる心地良い白い壁に、ウォールナット色の建具でぐっと引き締めた空間が、清々しく心地いい。
玄関を上がると、優しい風合いのクリの無垢材のフローリングが足触りにやさしい。 LDKは天井の高さが異なっていたため、スッキリと揃え、廊下から出入りしていたお風呂や、洗面の廊下をリビングダイニングに取り込む事で、広々と開放感のある空間を実現しました。
お風呂の大きさの変更により、階段下の面積を広げ、機能とデザインを考慮した洗面所を設置。
キッチンは家族との会話を楽しみながら、料理や家事をしたいという要望から、コンロの位置は極力動かさずに、L型のキッチンに。新たに壁を設けて、パントリースペースも確保しました。キッチンの床はまだ小さいお子様が食事のときにこぼしても大丈夫なように、古材風の塩ビタイルで雰囲気を壊さずに機能的に仕上げました。
ダイニングの棚は収納を決めてからつくり、北欧雑貨との相性の良い素材や色でデザインする事で、家具とも調和して心地良い雰囲気に仕上がりました。
ナチュラルな雰囲気を大切にする、やりすぎない「引き算の提案」から、ほっこりとやさしくなれる空間が実現しました。
━━ リフォームをしようかと思ったきっかけは?
2年、3年前からずっと探していてこの物件を見つけたときです! 家族で実家に住みだしてから、ずっと実家でお世話になるのも悪いので、娘が気軽におばあちゃんの家に遊びにいける距離で家を探していて、この物件を見つけた瞬間に、リフォームでこうしたいという想像ができました。 この物件を見つけてからの会社選びは、北条工務店に出会うまでがとても長かったです。地元の工務店や色んな会社にとにかく聞きに行こうということで聞きに行き、見てもらっていましたが、お値段が高いし、地元の工務店はおしゃれさにかけるしで、 北条さんに行った時は、すがる思いで行かせてもらいました。夫と「ここが最後。ここで聞いてもらえなかったら、多分どこも聞いてもらえないよ」というような切羽詰まった状態でした。
━━ 1回目お会いして話したときの印象は?
夫が「ここで聞いてもらえなかったら、俺ら、家を建てたらあかんのんちゃう」っていう感じでした。すごい思いを受け止めてくれていたし、お値段も無理を言っていました。金額が最初の予算とやりたいことが合わず、難しい感じでした。ですが、思いは受け止めてくれそうという感じがすごいあったので…。それで、これぐらいやったら出来ますよといってもらったお値段が、私たちも頑張れそうというお値段だったの で、「じゃあ、もうやりたい!って前から言ってたし!」っていうことでお願いさせてもらいました。 提案と金額があっていたのもあって。
━━ 進め方はどうでしたか?
担当が女性の方なんで、すごく話しやすくて、また、私が「こうしたい」ということを阿吽の呼吸じゃないですけど、「無印系が好き」ってずっと言ってたら、分かって下さっていたんで、照明やタイルとかも、言って頂いたものをチョイスさせてもらいました。分かって頂けたので本当に良かったです。
━━ イメージしにくかったものはありますか?
色かな。それぞれの色が合うのかどうかがイメージ出来なくて不安で…でも、提案してもらったものにして良かったです。色合いも合っていたので。たくさんのカタログの中から、好きなものを探すのは難しいので、大体、この辺と付箋を張ってもらっているのがありがたかったです。多分、ほとんどカタログは見ていなかったです。
━━ これからリフォームを考えている方にアドバイスはありますか?
とことん聞いてもらった方がいいです。あの時、言っとけば良かったってならないように。出来上がってから本当に「ここ、こうすれば良かった」とかが本当にない!みなさん建ててから、戸建てを建てたお友達が結構みんな、「絶対なにかはあるよね」言うけれど、後悔した点とかここをこうすれば良かったとかいう点はなかったですね。