馴染む家
濃いグレーのガルバリウム銅板を横張りにし、軒天と破風の木部とのアクセントが絶妙な仕上がりのシンプルな外観。
玄関扉を開けて中へ進むと、広々としたモルタル仕上げの玄関土間から、ホールへ。さらに進むとデザインガラスを使った印象的な造作扉。その扉を開けると広がる間仕切りのない大空間のLDK。その奥の大きく開いた窓による視線の抜けが心地よく、ダイニングからつながる深い軒に守られた広いウッドデッキは、L型に配置することにより、さらに広さを感じさせてくれます。ダイニングの天井は勾配天井にし、空間に変化を設け、さらにトップライトも設置。光を存分に取り込めるように計画しています。
無垢のナラ材が使われたキッチンは、室内の雰囲気に合うように選定し、正面の壁には白のタイルをさりげなく配し、空間の表情を多彩に。横に置かれたペレットストーブやアンティーク好きのご夫婦が集めた家具たちも、空間にしっくりと馴染んでいる。間仕切りがないので、空間の構成は極めてシンプル。しかし、細部を緻密に計画することにより、空間の濃度を上げ、どこか懐かしく、また落ち着いた雰囲気を感じ取ることが出来ます。家族の暮らしに寄り添った無垢の素材と大切な家具たちがひとつに馴染む、愛着のある住まいに仕上がりました。
━━ 好きな色・国や映画・物コトなどありますか?
キャンプ、ヴィンテージの服や物(特にヨーロッパ)です。
━━ 北条工務店を知ったキッカケは?
ありきたりな建売住宅では魅力を感じなかったため、ネットで注文住宅を建てる事が出来る工務店を探していたところ北条工務店のおしゃれなホームページを見て興味を持ちました。
━━ はじめて北条工務店に会った時の気持ちは?
北条工務店の完成見学会に初めて行った時の印象は大きかったです。既に他の工務店の見学会に何軒か行っていましたが、他とは違う内装の細部にわたるこだわりや、造作家具のセンスの良さを感じました。
━━ 北条工務店に決めた理由は?
他とは違う別格のセンスの良さがあり、北条工務店で建てたいという気持ちがありました。しかし予算も限られており、土地の件でも問題があったので、無理かもしれないという気持ちで無料相談会に行きました。私達の目線に合わせてお話しして下さり、とても良い印象を受け、「建てれます」とお返事を頂いたときには迷うことなく決めることができました。
━━ 打合せの進め方はどうでしたか?
妥協することなく、こだわった家づくりが出来ました。やりたいことのイメージを伝えたところ、それを想像以上に形にして下さるセンスの良さと引き出しの豊富さに安心して進めることができました。
━━ 一番難しかったところはありますか?
予算内で何を優先して何を諦めるかということです。
━━ この新築をするのにどうしてもしたかったところは?
広いLDKに、広いウッドデッキ、壁付けのキッチンです。
━━ 引っ越しをしてからしたいことやってみたいことは?
庭でバーベキューすることや、友人を呼んでダイニングテーブルを囲んで過ごすこと。
━━ 計画中に参考にしたものはありますか?
「pinterest」や、「instagram」
「ブルータス居住空間学」
ヴィンテージ家具を置きたかったので、家具を扱うお店などから空間のイメージを作ったりしていました。
━━ 家を建てるまでで、思い出深いエピソードを1つ教えてください。
毎回子連れでの打ち合わせで、集中できず大変だったこと。
優柔不断で困らせてしまったこと。
━━ 今、家を建ててみて思うことはなんですか?家が完成した感想をお願いします。
打ち合わせは大変でしたが、細かいところまでこだわることができて良かったです。すべて気に入っていて、毎日帰ってくるのが楽しみです。また、引っ越し早々に台風が立て続けに来ましたが、家の中は静かで、見た目だけではなく性能の高い家を建てて頂いたと安心できました。
━━ これから家を建てる方々にアドバイスをお願いします。
完成見学会に出来るだけ足を運んだ方がいいと思いました。とても勉強になりました。