のびやかな暮らし
各部屋が細かく仕切られ、家事動線が悪く、さらに床の色合いが暗いという事もあり、LDKにも狭さを感じていたご家族。「子どもたちがもっとのびのび暮らせる家にしたい!」そんな想いからはじまった戸建リノベーション。
狭さを感じていた玄関ホールは、スペースを拡張して、収納を用意し、広々とした玄関ホールを実現。使いづらかった家事動線は、玄関ホールから洗面室、そしてキッチンへとつなげたことで、スムーズに。さらにキッチンからLDKヘとつながる事により、1階全体に回遊性をもたらしました。床は、使い勝手と足触りの良さから無垢のナラ材を採用。天井は限りなく高くし、既存のトップライトを生かし、開放感を感じる空間へ。玄関ホールとLDKの間にはちょっとした仕事ができるワークスペースを確保。用途に応じて適切な空間を設ける事により、暮らしにメリハリをつけました。キッチンは壁向きから対面式に変更。調理中も子どもたちが遊ぶ様子を確認できて安心です。機能面では、サッシや断熱材の交換、床暖房の追加などで暑さ・寒さの対策を。さらには金物補強等で耐震性を強化。使う素材は吟味して、種類を抑えて、軽やかでやわらかな印象の空間へ。子どもたちがが歌ったり、踊ったり、駆け回ったり、楽しく笑顔あふれる住まいに仕上がりました。
━━ 北条工務店を知ったキッカケは?
奈良でリノベーションできるところを探していて、雑誌で知りました。
━━ 北条工務店に決めた理由は?
まずは完成見学会。HPなどで感じていたスタイリッシュさは勿論、建物の美しさ、施工の丁寧さ。住む人の要望を汲み取り、さらに昇華させているような感覚がありました。
その後の相談会では、ヒアリングの中で私たちの暮らし、そしてやりたいことをすっと頭の中でイメージされたようで、知識、経験の豊富さが感じられ、頼もしいと思い、決断しました。
━━ リノベーションしようと思ったきっかけはありますか?
こどもたちがのびのびと暮らせる家にしたかったこと。今までは細かく間取りが区切られていて、また床材が暗い色だったこともあり、閉塞感がありました。完成後、娘たちは歌い踊りながら、駆け回り、家を味わっていました。良かったなぁとしみじみ感じた瞬間です。あと夏暑く、冬寒かったこと。断熱も重視しました。
━━ 印象深い打合せ、思い出に残っている打合せはありますか?
私たちのリノベーションでは解体後に抜けない柱があることがわかり、プランの変更がありました。どうなることか…と思いましたが、練り直して、さらに家事導線がよいプランに。ピンチがチャンスに変わりました。このことを含め、私の迷いや悩みなどにも、常に柔軟に対応していただけました。打ち合わせはいつも楽しかったです。
━━ 一番悩んだところは?
キッチン。大好きで憧れが強かったので、特に悩みました。タイルはサンプルをしばらく持ち歩きました。身の回りに置いて、しっくりくるものを選びました。食器や小物が映える、シンプルだけど洗練された素敵なキッチンになりました。
━━ 一番気に入っているところを教えてください。
夫:天井の高さをあげて明るく開放的になったリビング。
妻:キッチンから洗面スペース。素敵に作ってくださった造作家具にときめき。広い空間は繋がりも良く、なんといっても家事導線が最適です。
━━ 引っ越しして一番最初にしたいことは?
ご飯を作って食べたい。生活音をさせて暮らしたい。素足で生活していると、皮脂で床も潤ってくると聞き、これから家が変化していくことにわくわくしました。
━━ 趣味は何ですか?
夫:スポーツ観戦。
妻:本を読むこと。ショッピング。
━━ 今後リフォームされる方にアドバイスがあればお願いします。
理想、悩み、好きなテイスト、暮らし方。いろいろお話しをしました。こだわるところはたくさん熱量をかけて。
迷うところは相談。思いを汲み取り、予想以上の形にしてくださいます。ミリ単位で、好きな色を配して、自分たちの思う様に住まいをデザインできるということはとても楽しいことでした。